インプラント

ブリッジ・入れ歯とどう違う?インプラントを選ぶメリットと注意点

歯を失ってしまったとき、多くの方が「どの治療法を選べばいいのだろう?」「ブリッジと入れ歯、インプラントはどう違うの?」と悩まれるのではないでしょうか。

歯を補う治療には、ブリッジ・入れ歯・インプラントといった選択肢がありますが、それぞれに特徴があり、メリットや注意点が異なります。
ここでは、それぞれの治療法を比較しながら、インプラント治療の特徴やメリット、治療を検討する際に知っておきたい注意点についてお話しします。

院長

石本院長

経歴
清風高校 卒業
北海道医療大学 卒業
神奈川歯科大学歯学部附属病院にて臨床歯科研修
神奈川県大手医療法人にて勤務
静岡歯科 勤務
医療社団法人愛誠会 東初富アモール歯科クリニックにて分院長として勤務
宝塚いしもと歯科 開院

医院名:宝塚いしもと歯科
所在地: 〒 665-0032
兵庫県宝塚市東洋町5−3
万代東洋町店の敷地内

インプラント治療とブリッジ・入れ歯との違い

インプラント治療には、入れ歯やブリッジにはないさまざまな特徴があります。
なかでも、入れ歯やブリッジとは構造的に大きな違いがあります。

インプラント治療は、失った歯の部分の顎の骨に人工歯根(インプラント体)を埋め込み、その上に人工の歯を装着する治療法です。
顎の骨に埋め込まれたインプラント体は、時間の経過とともに骨と結合します。
歯の根の部分まで補うという点が、ブリッジや入れ歯との大きな違いです。
歯根があることで、噛む力が骨に伝わります。
また、バネなどの支えが必要なく、両隣の歯を支えにする必要もありません。

インプラント治療を選ぶメリット

インプラント治療には次のようなメリットがあります。

しっかり噛めることで食事の満足度が上がる

インプラント治療では、人工歯根(インプラント体)を顎の骨に直接固定する治療法です。そのため、噛んだときの力がしっかりと顎の骨に伝わり、天然の歯に近い安定した噛み心地が得られます。
入れ歯のようにズレたり浮いたりする心配が少なく、入れ歯をお使いの方で「噛むたびに違和感がある」「硬いものは避けている」といった方におすすめです。

お肉や根菜類、ナッツなど、これまで控えていた食材にも挑戦しやすくなり、食事の幅が広がります。
しっかり噛めることで満腹感も得やすくなり、食事そのものの満足度が高まる点は、日々の生活の質に直結する大きなメリットといえるでしょう。

見た目が自然で審美性が高い

インプラント治療によって取り付けられた人工歯は、天然の歯のように、歯ぐきから生えているように見えます。
人工歯の色や形も周囲の歯に合わせて細かく調整できるため、口元になじみやすく、どこを治療したかわからないほど自然な見た目に仕上がるのが特徴です。

前歯など人目につきやすい部位でも、会話や笑顔の際に口元を気にせず過ごしやすくなります。
「入れ歯だとわかるのが不安」「口元に自信が持てない」と感じている方にとって、審美性の高さは重要なポイントでしょう。
対人関係や気持ちの面にもよい影響を与えることが多く、積極的に人と話したり外出を楽しんだりするきっかけにもつながります。

周囲の歯や骨を守りやすい

歯を失った状態が続くと、噛む刺激が伝わらなくなり、顎の骨が徐々に痩せてしまうことがあります。
また、空いたスペースに周囲の歯が倒れ込むことで、かみ合わせ全体のバランスが崩れたりする原因にもなります。

インプラント治療では、噛む刺激がダイレクトに骨に伝わることで、骨の吸収を抑える効果が期待できるのです。
さらに、ブリッジのように両隣の健康な歯を削る必要がないため、周囲の歯への負担を最小限に抑えられる点も大きなメリットです。
お口全体のバランスを維持しやすいといった点からも、インプラントは将来を考えた選択肢の一つといえるでしょう。

適切なケアで長く使える可能性が高い

インプラントは、治療後のメンテナンスと日々のセルフケアを丁寧に行うことで、長期間使用できる可能性があります。
インプラント治療から20年以上経過している方へのアンケート調査では、「なんでもよく噛める」と回答した方が約84%でした。
また、約68%の方がご自身の歯の経過についても問題ないと答えています。


参考:J-STAGE 日本口腔インプラント学会第31巻2号「20 年以上経過したインプラント患者のアンケート調査」図5、図7より >

インプラント治療後は、歯周病に似た「インプラント周囲炎」を予防することが大切です。
予防といっても特別に難しいことではなく、天然の歯と同じように、定期的な歯科医院でのチェックとクリーニングを続けることで、トラブルの早期発見・予防につながります。

インプラント治療を受ける前に知っておきたい注意点

インプラント治療には多くのメリットがありますが、事前に知っておきたい注意点もあります。

外科処置が必要

顎の骨に人工歯根(インプラント体)を埋め込むためには、外科手術が必要です。
外科手術は基本的に日帰りで行い、入院の必要はありません。
手術後に痛みや腫れが出ることがありますが、多くの場合は一時的なもので、数日から1週間程度で落ち着きます。

治療期間が比較的長い

インプラント治療では、埋め込んだ人工歯根が顎の骨としっかり結合するまで待つ必要があります。
そのため、治療が完了するまでには数ヶ月かかることが一般的です。
短期間で治療を終えたい方や、長期の出張や旅行の予定がある方は、事前に歯科医師に伝えましょう。

全身の健康状態や骨の量によっては適応できないこともある

糖尿病などの全身疾患がある方や、顎の骨の量が不足している場合には、インプラント治療が適さないことがあります。
インプラントを安定させるためには、十分な骨の量が必要です。
骨の量が不足している場合でも、骨の量を増やす「骨造成」などの追加治療で対応できるケースもあるため、ご自身で判断することなく、まずは歯科医院に相談しましょう。

定期的なメンテナンスが必要

インプラントも天然の歯と同様に、定期的な検診とクリーニングが欠かせません。
メンテナンスが不十分であると、トラブルにつながる可能性があります。

「ブリッジ」「入れ歯」治療とは

インプラント治療以外の選択肢としては、ブリッジ治療と入れ歯治療があります。
どちらにもメリットと注意点があり、お口の状態やライフスタイルによって適した治療は異なります。

ブリッジ治療の特徴

ブリッジ治療は、失った歯の両隣の歯を削り、それらを支えとして人工歯を橋渡しのように固定する治療法です。

ブリッジ治療のメリット

ブリッジ治療には、次のようなメリットがあります。

・外科手術が不要
ブリッジ治療は、インプラント治療のように顎の骨に人工歯根を埋め込む外科手術を行わずにすむ治療法です。
そのため、手術に対して不安や抵抗がある方でも選択しやすく、身体的な負担が比較的少ない点が特徴です。
また、持病がある方や、全身の健康状態に不安がある方にとっても、主治医と相談しながら検討しやすい治療法といえるでしょう。

・治療期間が比較的短い
ブリッジ治療は外科処置が不要なため、インプラント治療とくらべて治療の工程が少ないという特徴があります。
支えとなる歯の形成や型取り、被せ物の装着までがスムーズに進めば、短期間で治療が完了するケースも多く、早い段階で噛む機能を回復できる点がメリットです。
「できるだけ早く食事を快適にしたい」「長期間の通院が難しい」という方にとって、選択肢の一つとなります。

・入れ歯よりはしっかりと噛める
ブリッジは、歯に固定するタイプの治療法であるため、取り外し式の入れ歯と比べて安定性が高いのが特徴です。
食事中にズレたり外れたりする心配が少なく、噛んだときの違和感も比較的少ない傾向があります。
噛む力はインプラントほどではありませんが、入れ歯よりもしっかり噛める場合が多く、日常の食事や会話を快適に行いやすくなります。
そのため、「入れ歯には抵抗があるけれど、手術は避けたい」という方にとって、ブリッジ治療はバランスの取れた選択肢といえるでしょう。

ブリッジ治療の注意点

ブリッジ治療では、支えとなる両隣の歯を削る必要があります。
歯は一度削ったら、二度と元に戻ることはなく、削る量が多くなるほど歯はもろくなります。
また、噛む力が支えの歯に集中することで、将来的にむし歯や歯周病になりやすくなったり、歯が割れて寿命が短くなったりする点にも注意が必要です。

入れ歯治療の特徴

入れ歯は、取り外し式の人工歯を装着する治療法です。

入れ歯治療のメリット

入れ歯治療には次のようなメリットがあります。

・外科処置が不要で始めやすい
入れ歯治療は、インプラントのような外科手術を行わずに歯を補うことができる治療法です。
そのため、手術に不安がある方や、全身疾患をお持ちの方、シニア世代でも選択しやすい点が大きなメリットです。
また、歯を失った本数に関わらずさまざまな症例に対応することができます。
治療期間も短く、できるだけ早く歯を補いたい方に適しています。

・取り外しができて清掃しやすい
入れ歯は3つの治療法の中で、唯一取り外しができます。
外すことで、ご自身の目で確認しながら丁寧に清掃することができます。
また、歯や歯ぐきの状態も直接確認しやすく、清潔な状態を保ちやすい点はメリットです。

・製作後に調整できる
入れ歯は一度製作したら終わりではなく、調整しながら使用するものです。
将来的にお口の状態が変化した場合でも、調整や修理を行うことで、長く使用できる可能性があります。

入れ歯治療の注意点

一方で、入れ歯には注意点もあります。
装着してすぐのころは違和感を覚えやすく、慣れるまでに時間がかかる方も少なくありません。
噛む力は天然歯やインプラントと比べて弱くなりやすく、硬いものや粘着性のある食べ物が噛みにくいと感じる方もいらっしゃいます。
また、入れ歯製作後は、定期的な調整が必要です。
こうした特徴を理解した上で、生活スタイルに合っているかを検討することが大切です。

歯を失ったらそのままにせずにできるだけ早く補いましょう

歯を失ったままにしていると、

・かみ合わせの乱れ
・周囲の歯の移動
・顎の骨の吸収

など、さまざまな影響が出る可能性があるため、できるだけ早く補うことが大切です。
どの治療法が適しているかは、お口の状態や仕上がりのご希望、ライフスタイルによって異なります。

当院は、スーパーマーケットに隣接しており、お買い物の前後にお立ち寄りいただけます。

お車でお越しの際は、スーパーマーケットの駐車場をご利用いただけます。


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