【宝塚の歯医者】お口の健康をキープするための年齢別の予防ケアと定期検診

皆さま、こんにちは。
宝塚市東洋町の歯医者【宝塚いしもと歯科】です。
お口を清潔な状態に保つために、どのようなケアを行っていますか?
2022年(令和4年)の歯科疾患実態調査によると、日本では、97.4%の方が毎日歯を磨いていて、79.2%の方が1日2回以上歯磨きをしています。
参考:厚生労働省「令和4年 歯科疾患実態調査 結果の概要」p26、表23より >
けれども、ただ歯を磨いているだけでは、お口の健康を維持することは難しいものです。
じつは、お口の健康を保つためには、年齢に応じたケアが大切です。
お口の健康は「食べる」「話す」「笑う」といった日常生活の質に直結しています。
ここでは、いつまでも健康なお口で過ごしていただくために、乳幼児期からシニア期まで、それぞれのライフステージで大切な予防ケアのポイントをご紹介します。

石本院長
経歴清風高校 卒業
北海道医療大学 卒業
神奈川歯科大学歯学部附属病院にて臨床歯科研修
神奈川県大手医療法人にて勤務
静岡歯科 勤務
医療社団法人愛誠会 東初富アモール歯科クリニックにて分院長として勤務
宝塚いしもと歯科 開院
医院名:宝塚いしもと歯科
所在地: 〒 665-0032
兵庫県宝塚市東洋町5−3
万代東洋町店の敷地内
Contents
お口のケアは年齢に合わせて見直すことが大切

お口の健康を守るために必要なケアは、年齢によって異なります。
なぜなら、子どものころと大人になってからでは、歯の生え方や本数など、さまざまな違いがあり、むし歯や歯周病のリスクも変化していくからです。
お口の中の変化に合わせてケアの方法を見直していくことで、健康な状態を保つことができます。
乳幼児期~乳歯のむし歯ゼロをめざして~

個人差はありますが、生後半年を過ぎるころから、歯が生え始めます。
0歳でもむし歯になる可能性はゼロではありませんので、歯が生え始めたらむし歯予防のスタートです。
乳幼児期のむし歯の特徴
むし歯は、
・むし歯菌
・むし歯菌のエサとなる「糖」
・むし歯菌が出す「酸」によって溶けやすい歯質
などの条件が揃った時に発生します。
乳幼児期のむし歯は、長時間お口の中に糖分が残ることが原因で発生するケースが多く見られます。
哺乳瓶でミルクやジュースを与えている場合、上の歯の裏側などに糖分が長く残り、「ほ乳瓶う歯」と呼ばれるむし歯になるリスクが高まるため、注意が必要です。
乳歯は永久歯に比べてやわらかいため、むし歯が進行しやすい特徴があります。
一度むし歯になると、短期間で重症化して、神経まで達してしまうこともあり、注意が必要です。
「乳歯はいずれ抜けるから、むし歯になっても大丈夫」と考えてしまいがちですが、乳歯がむし歯になると、次に生えてくる永久歯もむし歯になるリスクが高まります。
また、永久歯の歯並びにも影響を与える恐れがあるため、健康な永久歯を育てるためには、乳幼児期から予防に取り組むことが大切です。
乳幼児期のむし歯を予防するために
2022年(令和4年)の歯科疾患実態調査によると、5〜11歳で乳歯のむし歯があるお子さまの割合は15〜35%でした。
参考:厚生労働省「令和4年 歯科疾患実態調査 結果の概要」p4、表3より >
乳幼児期のむし歯を予防するためには、次のことが必要です。
・定期検診を受けましょう
乳歯が生え始めたら、歯科での定期検診をスタートしましょう。
歯科医師や歯科衛生士が、むし歯がないかをチェックし、フッ素塗布などで歯を強くするケアを行います。
生えかわりの状態や歯並びについても、チェックします。
・仕上げ磨きを習慣にしましょう
この時期のお子さまは、ご自身ではしっかりと歯を磨くことはできません。
少なくとも、1日1回は、保護者の方の仕上げ磨きが必要です。
就寝中は唾液の分泌量が低下し、むし歯になりやすいため、就寝前は特に丁寧に磨くことがポイントになります。
・糖分の摂取量をコントロールしましょう
むし歯の原因となる「糖」をお口の中に長く留めないように、食事やおやつの時間や回数を決めて、規則正しい食習慣を身につけることが大切です。
おやつには、砂糖を多く含む市販のお菓子ではなく、果物や野菜など、自然な甘みを楽しめるものを選ぶのがおすすめです。
学童期~12歳でのむし歯ゼロをめざして~

お子さまによって差はありますが、一般的には、6歳ごろから乳歯が抜けて永久歯へと生え変わります。
生えかわりの時期はむし歯になりやすいため、しっかりと予防に取り組むことが大切です。
乳歯から永久歯へと生えかわる時期のむし歯の特徴
乳歯から永久歯へと生えかわる時期は、歯の高さが揃わなかったり、抜けている部分があったりと、磨き残しが増える傾向にあります。
10歳で乳歯または永久歯のむし歯があるお子さまの割合は41.2%と、乳幼児期よりも、むし歯になるリスクが高いといえます。
参考:厚生労働省「令和4年 歯科疾患実態調査 結果の概要」p7、表6より >
生えたばかりの永久歯はエナメル質がまだ未熟なため、酸に弱く、むし歯になりやすい特徴があります。
そのため、しっかりとケアすることが大切です。
生えかわりの時期のむし歯を予防するために
生えかわりの時期も、乳歯の時期と同じように、定期的な歯科でのケアと毎日のセルフケアの併用が基本です。
・歯科でのプロケア
定期的に検診を受けることで、むし歯を早期発見できます。
歯磨きで取り除けない汚れは、歯科のクリーニングで除去することができるのです。
また、むし歯予防に効果的なフッ素を定期的に塗布することで、むし歯に強い歯を育てることができます。
ほかにも、歯の溝をプラスチック樹脂で埋める「シーラント」という予防処置を行うことがあります。
生えたばかりの歯は溝が深く汚れがたまりやすいため、溝を埋めることで汚れが付きにくくなり、むし歯のリスクを減らすことができるのです。
・ご家庭でのケア
この時期になると、お子さまご自身で歯を磨けるようになります。
歯科医院でのアドバイスを参考に、しっかりと磨く習慣を身につけましょう。
ただし、お子さまだけでは磨き残しがあるため、永久歯へ生え変わるまでは仕上げ磨きを継続することが大切です。
永久歯列期~80歳で20本の歯を残そう~

12歳ごろになると、永久歯への生えかわりが完了します。
10代後半ごろから、親知らずが生えますが、親知らずは磨きにくくトラブルになりやすいため、歯科で定期的に生え方や清掃状態についてチェックするようにしましょう。
歯を失う原因となる「むし歯」と「歯周病」
歯を失う原因の1位と2位が、歯周病とむし歯です。
20本以上の歯があれば、満足のいく食生活を送ることができることから、80歳になったときに20本以上の歯を残すことをめざす「8020運動」が、1989年に始まりました。
当初は、「8020」を達成している方は10人に1人にも満たない状況でしたが、2022年では、45.6%の方が達成しています。
参考:厚生労働省「令和4年 歯科疾患実態調査 結果の概要」p17、表15より >
できるだけ多くの歯を残すためにも、むし歯や歯周病予防に継続して取り組むことが大切です。
・大人のむし歯の特徴
大人のむし歯は、子どものむし歯と異なる特徴があります。
歯周病などの影響で年齢とともに、歯ぐきが下がり、歯根が露出することがあります。
歯根部分はエナメル質で覆われていないため、むし歯菌が出す「酸」に溶けやすく、むし歯になりやすい状態です。
このように、歯ぐきが下がった部分にできる「根面むし歯」は、大人ならではのむし歯です。
また、むし歯の再発にも注意しましょう。
詰め物や被せ物が経年劣化により変形することで、すき間ができて、内部にむし歯菌が入り込みむし歯が再発することがあります。
詰め物や被せ物の中でむし歯が進行すると、見えにくい上に、すでに神経を取り除いている場合は痛みも出にくく、気が付いたときにはかなり進行しているケースも少なくありません。
・20代から増加する歯周病
歯周病は、歯を支えている組織に炎症が起こり、最終的に歯を支えている骨が破壊されていく病気です。
出血や口臭といった症状があるものの、初期の段階では気付きにくく、発見が遅れるケースも少なくありません。
年齢とともに歯周病にかかる割合は高くなり、20代の40%以上に歯ぐきからの出血が見られます。
参考:厚生労働省「令和4年 歯科疾患実態調査 結果の概要」p21、表18より >
歯ぐきからの出血は、歯周病の初期症状の一つですので、できるだけ早く治療を始めることが大切です。
歯周病の直接的な原因は、歯垢(プラーク)です。
「自分には関係ない」と思わずに、お口の中からできるだけ歯垢(プラーク)を除去する「プラークコントロール」を意識することで、歯周病を予防することができます。
むし歯や歯周病から歯を守るために
むし歯や歯周病を予防することで、歯を残せる可能性は高くなります。
「年を取ったら歯を失うのは仕方がない」「歯を失ったら入れ歯にすればいい」と受け止めるのではなく、積極的に予防に取り組み、できるだけ多くの歯を残しましょう。
・定期検診でのメンテナンス
毎日しっかり歯を磨いているつもりでも、すべての汚れを落とすことは難しいものです。
歯科医院でのクリーニングでは、専門的な器具を使って、歯磨きでは落とせない歯石や歯垢が繁殖した膜のようになった「バイオフィルム」を除去します。
汚れを取り除くだけでなく、歯の表面を磨き上げることで、汚れがつきにくくなります。
・ご家庭でのセルフケア
歯ブラシだけでなく、歯間ブラシやフロスを使って歯と歯の間の汚れを落としましょう。
また、バランスのよい食生活や禁煙、十分な睡眠など、生活習慣を見直すことも歯周病予防には大切です。
シニア期~オーラルフレイル予防のために~

シニア期になると、むし歯や歯周病に加えて、「オーラルフレイル」を予防するためのケアが必要となります。
オーラルフレイルとは
「オーラルフレイル」とは、お口周りの筋力や感覚の衰えにより、食べる・話すなどの機能が低下していく状態です。
噛む力や舌の動きが弱くなると、食欲の低下や誤嚥性(ごえんせい)肺炎、栄養不足など全身の健康にも影響します。
オーラルフレイルを予防するために
オーラルフレイルを予防し、いつまでもいきいきとした毎日を過ごすためには、定期検診やセルフケアを通じてお口の健康を保つことが大切です。
・定期検診、メンテナンス
定期的に歯科でお口のチェックを受けましょう。
入れ歯やインプラントを使用している方は、定期的なメンテナンスが必要です。
入れ歯が合わないまま使用していると、噛む力が弱まり、口腔機能の低下につながります。
硬いものが噛みにくい、飲み込みにくい、滑舌が悪くなったと感じたら、口腔機能の低下が始まっているかもしれません。
早期にリハビリやトレーニングを行うことで、機能を改善できる可能性は高くなりますので、気になる症状がある場合はお早めにご相談ください。
・ご家庭でのセルフケア
毎日丁寧に歯を磨いて、お口の中を清潔に保ちましょう。
お口の周りの筋肉を動かす運動も効果的です。
噛む力が弱まるとやわらかいものばかりを好むようになります。
食事が偏ると、全身の健康にも悪影響を及ぼすことがあります。
噛み応えのある食材を取り入れて、食事の際は「よく噛む」ことを意識しましょう。
年齢別のお口のケアは「宝塚いしもと歯科」にご相談ください

お口の健康を守ることは、全身の健康を守ることにもつながります。
むし歯や歯周病は、早期発見・早期治療で歯や歯ぐきに与えるダメージを最小限に抑えることはできるものの、「予防」がもっとも大切です。
当院では、乳幼児からシニア世代まで、年齢やお口の状態に合わせた定期検診・クリーニング・予防のためのアドバイスを行っています。
歯ブラシの使い方やフッ素ケア、食習慣のアドバイスなど、ご家庭でのセルフケアをサポートしますので、どのようなことでもお気軽にご相談ください。
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